ジョンベネ・ラムジー JonBenet Ramsey

【ジョンベネちゃん殺人事件】


1996年クリスマスの日、1人の少女が死んだ。



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日本でも複数のメディアが取り上げて一躍有名になったジョンベネちゃん殺人事件。

いまだ犯人が特定されていない未解決の事件です。

あの日、一体何が起きていたのか。時系列に沿って書いてみたいと思います。






【家族構成】

父親ジョンラムジー
(会社経営者で資産家。事件当時コロラド州ボルダーでTOPの起業家として表彰されている)


母親パッツィーラムジー
(ジョンの2番目の奥さんでジョンベネの母親、ミスコンテストで優勝しミス・ウエストバージニアとなった経験がある)


兄バークラムジー
(ジョンベネの3歳年上、当時9歳だった)


ジョンベネラムジー
(殺害された当時6歳、いくつもの美少女コンテストで優勝をする美少女だった)



その他にジョンは前妻との間に3人の子供がいます。
ジョンベネちゃんにとっては年の離れた異母兄弟になります。


長女エリザベス
(1992年に交通事故にあい他界。ジョンベネのお墓はそのエリザベスのお墓の隣りに立てられ、また2006年に病死したジョンベネの母パッツィーはジョンベネの墓の前方に眠っている)


長男アンドリュー
(ラムジー家に滞在することがあり、事件当時も12月19日まではジョンベネ一家とともに滞在していたがクリスマスを自身の母親と過ごすためラムジー家をあとにした)


次女メリンダ
こちらもアンドリュー同様によくラムジー家に滞在していたそう)









【事件が起きた場所】


コロラド州ボルダーにあるジョンベネの家(本宅)、その地下室で彼女は遺体となって発見された。




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地下室はクリスマスプレゼントを子供たちに見つからないように毎年隠しておく場所でもあった。



ラムジー家は裕福で、ミシガン州に別荘を持っていた。


このときも翌日には別荘があるミシガン州で冬休みを楽しもうと出発する予定だったそう。




またジョンベネの異母兄弟アンドリューが12月19日までこの本宅にいたことが確認されている。


アンドリューは実の母親とクリスマスを過ごすため、ラムジー家を後にした。









【1996年12月25日】

12月25日クリスマスの夜、ラムジー一家は、(両親、ジョンベネ、兄のバーク)、4人揃って近くの友人宅でクリスマスディナーを楽しんだ。




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この日、夜遅くまで起きたジョンベネは疲れて帰りの車の中で寝てしまった。





【10:00PM】

寝てしまったジョンベネを父親のジョンが抱き上げてベッドまで連れて行き寝かせた。



これが両親が生きているジョンベネを見た最期となった。


JonBenét had been up late with her parents for a family friend's party.







【ラムジー家の本宅】

大きな家で奥行がある作り

後から増築したのが画像からも分かる。





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3階はジョンとパッツィのベッドルームそして夫妻それぞれのドレッシングルームがあった。


2階にジョンベネの部屋と、バークの部屋、そして滞在時用に異母兄弟アンドリューとメリンダの部屋もそれぞれあった。







【1996年12月26日】


【深夜0時】 

ラムジー家のキッチンの灯りが点いていたことを近所に住むスコット・ギブソンに目撃されている

The family’s neighbor, Scott Gibbons, remembers seeing a light on in the Ramseys’ kitchen.




【2:00 AM】
近所に住むメロディ・スタントンがラムジー家から悲鳴のような声を聞いている


さらに彼女の夫がその悲鳴の直後にコンクリートに当たる金属音のような音を聞いている


しかし数年後、メロディは悲鳴を聞いたのは2日前の夜だったかもしれないと当時の証言を訂正している






【5:30 AM】

ジョンベネの母パッツィー起床。コーヒーを淹れようとキッチンへ向かったところ、ノート2ページ半に書かれた脅迫状を見つける。




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そこには「ジョンベネを誘拐した、娘を返してほしければ11万8,000ドル(約1,266万円)を現金でよこせ」と手書きで書かれていた。



奇妙なことに、この11万8千ドル(約1,266万円)はその年のジョンベネの父ジョンのボーナスの額とほぼ同額だった。


さらにこの脅迫状はラムジー家のキッチンに置いてあったノートに書かれたものと判明。


つまり、犯人はジョンベネを殺害したあとに、その家の台所で脅迫状を書いたことになる。

他に類を見ない犯行だと警察も発表している。







【5:45 AM】

この脅迫状を発見してすぐに、パッツィーは友人であるホワイト夫妻とファーニー夫妻に電話をしている。







【5:52AM】

パッツィーはようやく警察へ通報をした。


娘が誘拐された、脅迫状が置いてあると言い、警察に早く来て、早く来てと訴えているパッツィの音声が残されている。


Patsy finally calls the police, detailing the supposed kidnapping and the demands on the ransom note.







【5:59AM】

フレンチ警察官が一番最初にラムジー家に駆け付けた。





【6:00~8:00AM】

4人の警察官が到着。


さらに、このときジョンベネの両親は自分たちの友人を複数電話で呼び寄せている。






【8:10AM】

誘拐だと思っていた彼らはラムジー家の邸宅をくまなく探し始めた。


大勢で家中を歩き回りジョンベネを探し回ったために現場が乱されてしまった。


このせいで犯行当時の家の状況が維持されなかったとして初動捜査を行った警察官らへの不信を招く結果になっている。








【10:30AM】


父ジョンが、少なくとも1時間行方不明になる。ジョンはこのとき郵便物を受け取りに行っていたと答えている。





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しかし後からジョンの発言は嘘だと判断されている。

郵便物は本宅の正面玄関に設置された郵便投函箇所から投函されていたのだ。






【1:05PM】

父親のジョンとその友人フリートの2名が地下の一室で変わり果てた姿のジョンベネを発見。





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後の調べにより発見された当時ジョンベネは頭蓋骨を骨折しており、

さらにダクトテープ(ガムテープよりも粘着性が強いテープ)で口をふさがれ、

両手とウエストは縛られ、

そして首にはコードで巻かれた跡があった。



ジョンベネの直接の死因は「窒息死」と断定されている。



John and Fleet discover JonBenét’s body in a spare room in the basement.





【1:40PM】

父親ジョンが自身のパイロットに電話をし「アトランタへ飛ぶ」用意をするように指示している。

警察がこれを止めた。家族はこの町から今は離れないでくださいと。


ちなみにジョンは自身もパイロットの免許を持っていてジョン自身で飛行機を飛ばすこともあった。





【1:45PM】

警察の言葉を聞き入れて、ラムジー一家は友人のファーニー夫妻の家でその夜を過ごした。

娘ジョンベネが遺体で見つかった家にその夜はいたくなかったのだろうか。


その日、午後2時頃、警察はジョンベネの兄バーク(9歳)にも事情を聞こうしたが両親によって拒否されている。

両親によるとバークはずっと自分の子供部屋のベッドに寝ていて、何が起きていたのか知らなかったと。

しかし、数年経ったあとに、パッツィから通報を受けたオペレーターが、電話を切る前にパッツイの声とは別に男の子の声が聞こえたと証言した。

当時の911通報の音声を分析した結果、そればバークのものだと判断されている。




そして大人になったバークが2年前、初めてテレビ番組に出演した。



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当時の様子を語る彼は終始笑顔で視聴者はその様子を異様に感じた。


当時、自分のベッドに寝ていたとされたバークは母親のパッツィが「私のベイビーがいなくなった、私のベイビーが!」と叫んでいるのを聞いたと証言。


その様子を、笑顔で語るバークは人々の目に奇異に映り、真犯人は兄のバークだとする説が過熱。



インタビュアーが「笑顔だったのは、彼が初めてテレビのインタビューに出たためで、緊張して笑顔になっていたんだ」と、異例のフォローをした。




その後、事件発生の前日に着ていたジョンベネの衣服からDNAが採取され、調べた結果、殺されたときについていたDNAは家族の誰のものとも一致しなかったと判定。



晴れて、ラムジー家は皆、容疑者リストから外れた。




しかし、これに反対する学者もいる。

あのDNA検査は、超微量のDNAだけでも判断が下される。

あれだけで、家族を容疑者リストから外すことには反対せざるを得ないと。






真犯人に結び付く情報を提供した方へ10万ドル(約1千万円)の懸賞金を差し上げるとテレビで訴えたジョンとパッツイー。

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いかがでしょうか。

2018年現在もまだ、犯人特定に至らず。


ジョンベネちゃん殺人事件は未解決のままです。




亡くなった年の大晦日、ジョンベネは埋葬されました。












by imalatebloomer | 2018-04-16 20:56 | mystery | Comments(0)